【台北で仲田佳史】21日から台北市で始まる日台漁業協定の対象水域での操業のあり方を決める日台漁業者間会合に向け、県内漁業者や宮崎県漁協、水産庁などの関係団体は20日、台北市の交流協会台北事務所で会合を開き、操業する漁船間の距離を4カイリ間隔で離すことを台湾が認めれば、操業ルールで同意する方針をあらためて確認した。

 はえ縄を入れる方角の統一については漁船間の距離を4カイリ取れば、縄の交錯は回避できると判断。南北で入れる日本と、東西で入れる台湾とで今後も続けることにする。

 16日に開かれた会合では、4~7月のクロマグロの漁期の間、特別協力水域では毎年交代で操業する案を提示する方針を確認しているが、実際の漁業者間会合の場で出すかは未定。同水域での操業のあり方をめぐっては、北緯26度を境に、北と南で区切る案もあったが見送られた。

 21日は午前中に日台双方の事務局が漁業者間会合の議事録のまとめ方などを議題に協議。午後から漁業者間会合が開かれる。