【名護】昨年12月27日に仲井真弘多知事が、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向けた辺野古沿岸部の埋め立てを承認したことを受け、名護市は22日、県海岸防災課に対し、承認理由の説明を求める文書を送付した。23日に正式な文書を郵送し、31日までの回答を求めている。

 名護市は知事承認以降、県や仲井真知事から十分な説明はないといい、仲井真知事が「基準に適合している」と判断した根拠や見解などを確認する。

 照会を求めているのは、市長意見で公有水面埋立法の要件を満たしていないと指摘した事項で、オスプレイ配備に伴う懸念や、生活環境保全や自然環境保全への影響、国や県、市の計画との整合性などを確認する8項目。

 仲宗根勤企画部長は「知事は埋め立てを承認したが、名護市はまだ納得していない。まずは、環境保全策など、承認した県の見解を確認したい」と述べた。

 これに対し、県海岸防災課は「問い合わせの内容を確認し、適切に対応したい」としている。