プロ野球のキャンプシーズン中に沖縄を訪れる観光客の受け入れ態勢を強化し、新規客の獲得やリピーターの創出につなげようと、県は2月1~28日、県内全域を野球の博覧会場に見立て関連コンテンツを提供する「沖縄ベースボールエキスポ2014」を初開催する。各キャンプ地に情報基地を設け練習メニューや観光の情報を発信するほか、イベント開催などでキャンプ見学の満足度向上を図る。22日、北谷町のホテル「ザ・ビーチタワー沖縄」でプロ野球キャンプのオープニングセレモニーが開かれ、開催概要が発表された。

プロ野球キャンプの成功に向け一致団結する関係者ら=22日、北谷町

 ことしは過去最多の国内10球団、韓国から6球団が訪れる。キャンプ期間中のメーン情報基地として、球団グッズなどをそろえた「メーンベース」をザ・ビーチタワー沖縄内に設置。練習メニューのタイムスケジュールなどを確認し、効率よくキャンプ見学と県内観光の計画を立てることができるようサポートする。

 各球団のキャンプ地(広島東洋カープは除く)にも特設テント「サテライトベース」を用意。キャンプ情報発信のほか双眼鏡、毛布などのキャンプ観戦グッズも貸し出す。沖縄ベースボールエキスポの公式ウェブサイトや、フェイスブック、ツイッターなどのSNSでも情報配信する。

 また、親子グラブづくり教室などのイベント参加や、キャンプ地周辺の飲食店や観光施設で割引などが受けられる「プレミアムパス」を各ベースで販売。大人千円、小学生以下は無料で、期間中は何度でも使用できる。

 22日のオープニングセレモニーで主催者あいさつした川上好久副知事は「たくさんの観光客に応援に来てもらいたい」と期待を寄せた。

 セレモニーでは、沖縄銀行、琉球銀行、那覇空港ビルディングから県に目録が贈呈されたほか、沖縄観光コンベンションビューローの上原良幸会長が「県全体で協力しキャンプを盛り上げよう」と呼び掛けた。