那覇市牧志の緑が丘公園内で見つかった埋蔵文化財「ナイクブ古墓群」の発掘調査成果現場説明会が25日午前10時から同公園で開かれる。同古墓群の一般公開は初めてで、参加費は無料。

古墓群から出土した墓を説明する那覇市文化財課の内間靖主幹=21日、那覇市牧志

 同古墓群は、市が1980年代ごろから調査しており、これまでに1700年代~現代までの亀甲墓や破風墓など約200余りの墓や骨つぼ約100個などが発見された。沖縄に中国式瓦の製造技術を伝えたとされる渡嘉敷三良(さんらー)や、焼き物の製造技術を伝えたとされる張献功(ちょうけんこう)=和名・仲地麗伸(るび)=の墓も見つかっている。市文化財課によると、2人が1600年代に亡くなっていることから、同公園一帯が少なくとも1600年以降に墓域となっていた可能性もあるという。

 同課の内間靖主幹は「那覇の中心にある文化財を多くの人に知ってほしい」と参加を呼び掛けた。

 参加申し込みは不要。25日午前10時半までに市牧志ニューパラダイス通り沿いの現場事務所前に集合する。問い合わせは市文化財課、電話098(917)3501。