【大宜味】村喜如嘉に古くから伝わる芭蕉布の魅力を伝える「芭蕉布今昔展」(同実行委員会主催)が、21日から村農村環境改善センターで始まり、多くの来場客でにぎわっている。着物110点を含む史料250点を展示。琉球王朝時代や江戸時代の逸品も初公開している。27日まで。入場無料。

展示品に見入る来場者=23日、大宜味村喜如嘉・村農村環境改善センター

 展示品は戦前、戦後、復帰後別に区分けされ、着物や史料を通して伝承の歴史を知ることができる。現在の製品より倍の細さで作られた琉球王朝時代の逸品「黒朝」や、江戸時代のかみしもを再現した武士装束など、貴重な逸品が並ぶ。中には手で直接触れられる着物もある。

 平良美恵子実行委員長(喜如嘉芭蕉布事業協同組合理事長)は「昔はみんなで作っていた喜如嘉の芭蕉布をぜひ地元の人に見てほしい」と呼び掛けている。展示は午前10時~午後6時。期間中は各種体験会やシンポジウムもある。問い合わせは実行委員会、電話0980(44)3202。