【中城】国土交通省が魅力ある地域や活動を表彰する「手づくり郷土賞」に村の「古道ハンタ道と世界遺産」が選ばれた。23日、吉の浦会館で、浜田京介村長と文化財案内人サークルの「グスクの会」(岸本武市会長)に認定証が授与された。全国から40団体の応募があり、17団体が受賞した。

沖縄総合事務局の尾澤卓思次長(左)から盾を受け取るグスクの会の岸本武市会長=23日、中城村・吉の浦会館

手づくり郷土賞に選ばれた中城村の「ハンタ道」=中城村北上原(村教育委員会提供)

沖縄総合事務局の尾澤卓思次長(左)から盾を受け取るグスクの会の岸本武市会長=23日、中城村・吉の浦会館 手づくり郷土賞に選ばれた中城村の「ハンタ道」=中城村北上原(村教育委員会提供)

 12~15世紀にできたとみられる首里城から中城城を通り、勝連城までつながる古道が、中城では「ハンタ道」と呼ばれ親しまれた。沿道には多くの文化財が残っており、村が村南上原から中城城跡まで集落や山あいを抜ける7・4キロを整備している。

 グスクの会は村の人材育成基本計画「中城とよむ塾」の修了生で2002年に結成。現在、53人が登録している。中城城跡の案内やツワブキまつりの開催、ハンタ道の清掃活動に取り組んでいる。

 岸本会長は「地域の活性化と一体化を目指し、コツコツと案内してきた。受賞が地域で一生懸命頑張っているボランティアの励みになる」と喜びを語った。

 浜田村長は「5年前は6万人だった観光客が10万人を超えるくらいになった。グスクの会が中城の付加価値を高めた。これからも広く発信してほしい」と連携を約束した。