本部町で地元の食堂として長く親しまれてきた「にしき屋」が、町渡久地にある町営市場内に移転オープンし、新たなまちぐゎーの顔となりつつある。40年にわたり営業してきた店舗を老朽化のため取り壊し、2012年8月に惜しまれつつ閉店していた。新たな場所を探し、本年度の町営市場空き店舗募集に応募し、今月6日にオープンした。

移転オープンを喜ぶ大見謝文子さん(中央)と店のスタッフ=本部町渡久地のにしき屋

 以前の店舗より面積が小さくなったため、食堂ではなく、てんぷらや弁当、オードブルの扱いとなったが、渡久地十字路から「にしき屋」の看板を見て「よかったねー」と再開を喜ぶ昔なじみのお客さんも多く、にぎわいをみせている。

 近所に住んでいる外間芳子さん(85)は「店が開くのを待ちかんてぃしてたよー(待ち望んでいたよ)」とうれしそうに店に入ってきておしゃべりを楽しんでいた。

 店主の大見謝文子さん(82)は「店を再開してよかった。なじみのお客さんの顔を見るのは楽しみ。できたてのアチコーコーを食べてもらいたい」と笑顔で話した。

 町営市場にはほかにヘアーメークや洋裁店、農家のスムージー店が新たに入居している。「にしき屋」は町渡久地4番地 電話0980(47)2995。(友寄隆央通信員)