自民党県連は25日、役員と所属県議による議員総会を県議会で開き、名護市長選の結果を総括した。推薦した末松文信氏の敗因として、候補者の擁立や島袋吉和氏との一本化調整が遅れたことで短期決戦を余儀なくされたことや、公明党県本が自主投票としたことなどを指摘する声が上がった。3月2日投開票の石垣市長選など今後の選挙に向け、公明との協力体制を維持する必要性も確認した。

 一方、昨年12月末の一本化から1カ月足らずの短期戦にもかかわらず、前回の市長選で獲得した票数から約700票の微減にとどめたことから「善戦だったのではないか」との評価もあった。

 照屋守之幹事長は「一本化調整の遅れで政策の浸透も運動も非常に厳しい状況だったが、短い期間で前回の得票数に近い票を取れた」と一定の評価をした。

 自民党県連の辺野古移設容認や、仲井真弘多知事の埋め立て承認の影響には「選挙戦でも避けて通れないテーマだったので、末松氏が移設推進を掲げて戦ったのはやむを得ない。マスコミの批判をあれだけ受ける中、得票率は56対44までいったのだから、よく頑張ったのではないか」と述べた。

 県議団からは「県連が辺野古容認に転換するのが遅かった。(昨年7月の)参院選直後に決断すべきだった」との意見もあった。