世界のさまざまな問題を写真で伝える月刊誌「DAYS JAPAN(デイズジャパン)」が発売中の2月号で、昨年12月27日に仲井真弘多知事が、普天間飛行場の名護市辺野古移設に向けた埋め立てを承認した翌28日付の沖縄タイムスの紙面を掲載した。

辺野古埋め立て承認を報じる沖縄タイムス紙面を紹介したフォトジャーナリズム月刊誌「DAYS JAPAN」2月号

 フォトジャーナリズム誌が、新聞紙面をそのまま掲載するのは珍しい。同誌の広河隆一編集長は「沖縄視点の紙面をそのまま載せる方が、沖縄や日本の抱える問題の重み、深刻さが伝わると考えた」と語った。

 「沖縄の怒りを無視するな」の見出しで6ページにわたり掲載。28日付1面の承認後に会見する知事と最終面の県庁内で抗議する県民の写真を対比。さらに52人の県民の声を紹介した見開き面も収容。辺野古の反対運動や、県内首長らが総出で移設反対を訴えた昨年1月の「東京行動」、自然豊かな海の写真も載せている。

 読者からは「本土のメディアが伝えない沖縄を、これからも伝えて」など激励が多く寄せられているという。2004年の創刊以来、沖縄問題を扱ってきた広河編集長は、今後もタイアップ企画で伝える意向を示した。