【沖縄】沖縄防衛局は28日、米軍嘉手納基地の返還地でダイオキシン類などが付着したドラム缶が見つかった沖縄市サッカー場で、これまでに確認していた11本のドラム缶の撤去作業と、磁気探査で異常を示した地点の試掘を始めた。同日、新たなドラム缶1本が見つかった。調査は2月7日までを予定している。

掘り出されたドラム缶をビニール袋に入れる調査員=28日午前10時45分、沖縄市上地・市サッカー場

 この日はドラム缶2本が撤去されたが、枯れ葉剤などを製造していた米科学品メーカー「ダウケミカル」の表記はなかった。

 新たなドラム缶は、撤去された2本の下から見つかった。地表から約1メートル下にあり、表面だけが見えている状態で、表記については不明。残りの9本のドラム缶と合わせて、29日以降に掘り起こす予定だという。

 掘り出されたドラム缶は調査員がテントに運び、表面の土や内容物の試料を採取した。市の委託を受けた調査会社もサンプル採取した。それぞれダイオキシン類やポリ塩化ビフェニール(PCB)などを調べる。

 同局の担当職員は「市民が一刻も早く安心に使えるよう、県と市と調整しながら進めたい」と話した。