沖縄ICカード(那覇市、仲吉良次社長)は28日、沖縄本島で運行するバス4社(琉球バス交通・沖縄バス・那覇バス・東陽バス)とゆいレールで利用できる交通系ICカードの名称を「OKICA(オキカ)」とし、デザインを決定したと発表した。紅型から着想を得たというデザインは、バスやモノレールのほか、沖縄旅行を連想させる守礼門やジンベエザメのモチーフをランダムに配置した。

沖縄ICカードの仲吉良次社長と、命名者の中島優子さん(11)、デザイン考案者の安里亮祐さん(30)=28日、県庁記者会見室

 名称とデザインは11月に一般公募しており、応募総数405件(名称357件、デザイン48件)の中から、読谷村立渡慶次小学校5年の中島優子さんの名称と、沖縄市のデザイナー・安里亮祐さん(30)のデザインが採用された。

 交通系ICカードの導入は県内初。ことし10月からゆいレールで先行導入し、来年4月からバスでも使えるようになる。ゆいレール各駅とバス営業所などで500円前後で販売する。初年度の発行枚数は3万4千枚。10年後の2023年度までに、35万6千枚を目指す。

 また、ゆいレールではICカードの導入に伴い自動改札機のシステムを一新し、現行の磁気券を廃止して紙の読み取り式QR券に移行する。

 仲吉社長は「県民の暮らしの発展につながると期待している」と話した。