県健康増進課は29日午後、県内58の定点医療機関から報告された第4週(20~26日)の患者数が、前週2131人の約1・5倍となる3139人に増加したと発表した。定点当たり54・12人は2007年以降で3番目の高さ。

 保健所別の定点当たり患者数を見ると、那覇市が66・5人と最も高い。次いで八重山66人、南部60・64人、中部47・10人、宮古45人、北部34・40人と県内全域で増えている。

 12月30日から1月26日までに幼稚園から高校までの休校は4校で、学年閉鎖4校、学級閉鎖23校と学校現場での感染拡大も収まっていない。この1週間で大きく伸びたのは「5~9歳」と「1~4歳」。いずれも200人以上増えている。

 県によると、ピークがいつになるかの予想は難しいが、流行するウイルスの型によっては拡大の懸念もあるという。県内では現在「AH3亜型」が約9割を占める一方、09年に流行し今年全国的に増えている「AH1型」は約7%にとどまっている点だ。現時点では全国とは異なる傾向だが、今後「AH1型」が県内で増えた場合、新たな拡大期が訪れる可能性があり、同課は警戒を続けている。