本年度も多くの学生選手の活躍でにぎわったスポーツ界。数々のドラマをみせてくれた県関係の有望選手たちが卒業を間近に控える。実業団や大学など、次なる舞台での活躍を誓う選手の進路を紹介する。

沖国大で五輪を目指す知念光亮。全九州選抜高校大会の男子105キロ超級で、ジャーク195キロの高校日本新記録を成功させた=1月12日、長崎県

日体大に進学する屋比久浩之。北部九州総体男子決勝でシュートを放つ=2013年8月4日、佐賀県

沖国大で五輪を目指す知念光亮。全九州選抜高校大会の男子105キロ超級で、ジャーク195キロの高校日本新記録を成功させた=1月12日、長崎県 日体大に進学する屋比久浩之。北部九州総体男子決勝でシュートを放つ=2013年8月4日、佐賀県

 重量挙げで全国優勝経験のある高校生はそろって沖縄国際大学へ。直近の大会でジャーク200キロの日本ジュニア記録相当の快記録を出した105キロ超級の知念光亮(豊見城)、85キロと94キロで総体と国体で6冠の屋良一郎(南部工)、77キロ級の仲西弘一(豊見城)の3人は「地元大学から五輪を目指す」と夢を描く。

 ハンドボールU-17日本代表で、全国総体で興南の優勝に貢献した屋比久浩之は日体大でレギュラー取りに挑む。主将だった黒島誠は立教大で技を磨く。女子では、那覇西の末吉有里沙が日本リーグの強豪オムロンに入団する。

 カヌーのペアなどで全国総体、国体を制した仲宗根脩真(沖水高)は、鹿屋体育大でパワーアップを図る。

 ゴルフのナショナルチームの一員、比嘉一貴(本部高)は東北福祉大に進み、「在学中にプロツアーで優勝したい」と名門校でプロへの研さんを積む。

 バスケットボールU-18日本代表に選ばれた神里和(小禄高)は白鴎大で、春の高校バレーで西原をベスト16に導いた矢貫龍馬は日体大でレベルアップを図る。

 ソフトボールU-19日本代表の金城春紀(読谷高)は中京学院大に、宇根良祐(同)は環太平洋大に進む。

 陸上の女子ハンマー投げで日本高校歴代2位の記録を持つ本村夏鈴(那覇西)と、やり投げで国体少年女子で3位に入った當間汐織(久米島)はともに九州共立大で大学女王を狙う。100メートル、200メートルの有望株、与那原良貴(那覇西高)は同級生の“怪物”桐生祥秀(京都・洛南高)と同じ東洋大で飛躍を誓う。

 全国総体ボクシング3位に入ったバンタム級の上原大尊(沖水高)は芦屋大に進む。

 高校野球で春夏連続で甲子園に出場した沖縄尚学の諸見里匠主将は国学院大に、比嘉健一朗投手は亜大に進む。

 大学生では、重量挙げで昨年10月の世界選手権で8位に入った62キロ級の糸数陽一(日大)が警視庁に採用が決まった。「リオ五輪と東京五輪でメダルを取るのが目標。達成できるようにしっかり頑張りたい」と意欲。陸上400メートルでリレーのナショナルメンバー入りした木村淳(中央大)は大阪ガスに入り、3年後のリオ五輪を目指す。