プロ野球は12球団が2月1日に宮崎と沖縄で一斉にキャンプインする。30日は阪神とヤクルトが那覇空港に到着し、キャンプ地関係者らから歓迎を受けた。ロッテの選手らは南ぬ島石垣空港に入り、ファンらの声援に応えた。

表情を引き締め、石垣入りした大嶺翔太選手(手前右)らロッテ選手=南ぬ島石垣空港

歓迎セレモニーで花束を受け取る阪神の和田豊監督(手前左)=那覇空港

歓迎セレモニーで花束を受け取るヤクルトの小川淳司監督(左)と比屋根渉選手=那覇空港

表情を引き締め、石垣入りした大嶺翔太選手(手前右)らロッテ選手=南ぬ島石垣空港 歓迎セレモニーで花束を受け取る阪神の和田豊監督(手前左)=那覇空港 歓迎セレモニーで花束を受け取るヤクルトの小川淳司監督(左)と比屋根渉選手=那覇空港

 31日には昨季、球団創設9年目で初の日本一に輝いた楽天が久米島に、日本ハムとDeNAが沖縄入りする。県内は谷繁新監督率いる中日やオリックスなどすでに沖縄入りしている球団を合わせて計8球団が始動する。宮崎県では巨人、伊原新監督の西武、広島、ソフトバンクの4球団がスタートを切る。

 楽天は米大リーグ、ヤンキース移籍が決まった田中の穴を埋められるか。期待のドラフト1位ルーキー松井裕(神奈川・桐光学園高)は1軍でプロとしての第一歩を踏み出す。米国で妻への暴行と監禁の疑いで逮捕され、保釈中のヤクルトのバレンティンはチームとともに30日に沖縄入りし、打撃練習などで体を動かした。

 オープン戦は2月16日に始まり、公式戦は3月28日にセ、パ両リーグが同時開幕する。

大嶺兄弟 古里が激励
ロッテ

 【石垣】ロッテの選手やスタッフが南ぬ島石垣空港に降り立つと、少年野球チームの子どもたちやロッテ石垣島協力会が歓迎し、「今年こそ優勝を」と激励した。

 今年は18年ぶりの「1、2軍合同キャンプ」を実施する。2月16日にはオリックスを迎え、石垣初のオープン戦も行う予定で、八重山郡民の期待と注目が集まっている。

 空港ロビーでは、大嶺祐太・翔太兄弟や川満寛弥投手、伊志嶺翔大外野手ら県出身者がスーツ姿で登場。西武から加入した涌井秀章投手にも大きな拍手が送られた。

 歓迎式でロッテの山室晋也社長は「大嶺兄弟が活躍し、頂点にたどり着くと確信している」と決意。大嶺祐太投手は「昨年は思うような投球ができなかった。今回は自主トレで体をつくってきた。けがに気を付けてキャンプに臨みたい」と話した。

トラ躍動 監督期待
阪神

 阪神は和田豊監督とコーチ陣、スタッフら約20人が那覇空港に到着した。

 31日に合流する外国人選手を除くほとんどの選手はすでに沖縄入りし、自主トレなどで調整、チームは12年目となる宜野座キャンプで9年ぶりのペナント奪取を目指す。

 空港では同村の當眞淳村長や村のマスコットキャラクター「ぎーのくん」らが駆け付け、横断幕を掲げて歓迎した。

 和田監督は「いよいよきたなという感じ。今回は若い選手が多く来ているので、チームの底上げと高いレベルのポジション争いをしてほしい。活気と躍動感のあるチームを目指し、あさってからいろんな競争が始まる」と話し、選手らの仕上がり具合を楽しみにしている様子だった。

比屋根 飛躍へ「貢献」
ヤクルト

 ヤクルトは小川淳司監督と選手ら約40人が沖縄入りした。一部の選手はすでに県内で自主トレを始めていて、昨年のセ・リーグ最下位からの飛躍を目指す。

 那覇空港で開かれたセレモニーでは、キャンプ地浦添市の協力会のメンバーらがそろいのユニホームで出迎え。てだこレディから小川監督と県出身の比屋根渉外野手に歓迎の花束が手渡された。

 小川監督はあいさつで「去年の成績からとにかくはい上がるしかない。キャンプで個々がレベルアップし、有意義なものにしたい」と意欲。その上で「ぜひ浦添市に足を運んでもらい選手を叱咤(しった)激励してほしい」と呼び掛けた。

 昨季は60試合に出場した比屋根外野手は「レベルアップして去年以上に出場すること。チームの勝利に貢献できるようにしたい」との目標を語った。

 昨季のプロ野球でシーズン最多本塁打記録を更新したウラディミール・バレンティン外野手らがファンの呼び掛けに笑顔で応えていた。