【豊見城】難易度が大学上級レベルの英検1級に、豊見城市の上田小学校5年の大田怜子(りこ)アンさん(11)が初めての挑戦で見事合格し、周囲を驚かせている。

英検1級の合格証を手に、喜びを語った大田怜子アンさん=豊見城市・上田小学校

 乗馬が趣味の大田さんは「英語はもう大丈夫。将来は日本語と英語で教えられる乗馬インストラクターになりたい」と夢を膨らませる。

 大田さんは県内で生まれ、1歳で渡米。母の文子(あやこ)さんから英語と日本語の指導を受けた。3年生で母の古里の豊見城市へ転居し、上田小に転入した。

 本が大好きで、英語の本を月に60冊のペースで読破しているという。

 英検への挑戦は、準1級を持つ母の勧めで始めた。2次試験の面接では五つの設問のうち、戦争をテーマに選択。学校の平和教育で学んだ沖縄戦を踏まえ「戦争は民間人も巻き込まれる。駄目だ」と訴え、合格を勝ち取った。

 合格通知を受けた大田さんは「お母さんに勝った」と笑い、「今は、漢字検定にも取り組んでいて、中学からは数学検定にも挑戦したい」と意欲的に語った。