【宜野湾】米軍普天間飛行場の米軍機による騒音発生回数(県調査)が1月に入り跳ね上がっている。滑走路南側の上大謝名では、1月の発生回数は前月より436回多い1922回に上り、2013年度で最多(30日現在)。市民の苦情も増えており、佐喜真淳宜野湾市長は31日、沖縄防衛局を訪れ、抗議した。

普天間飛行場周辺の騒音回数と苦情件数

 滑走路北側の野嵩は1099回で、本年度初めて千回を超えた。

 夜間訓練も激化。航空機騒音規制措置(騒音防止協定)で運用が制限されている午後10時以降のMV22オスプレイの飛行は、市が確認しただけでも3日あった。

 伊江島では29日午後7時ごろからパラシュート降下訓練を実施。23日には機種は不明だが、那覇市の南西の射爆撃場で照明弾を使った訓練があった。

 外来機のFA18戦闘攻撃機ホーネットの飛来も相次ぎ、最大117・8デシベルの爆音を響かせた。

 宜野湾市には1月30日現在、騒音への苦情が、前月から倍増の21件。「午後11時前にオスプレイが4機連続で飛んでいる」「午後10時すぎまで飛行機の音がうるさくて眠れない」など、深夜の騒音被害を訴える声も多い。

 上大謝名の大城ちえ子自治会長は「この1週間は特に、眠ろうと横になったころに騒音が聞こえる。オスプレイだけじゃなく、ほかのヘリの音も聞こえ、わずらわしい」と、いらだつ。

 佐喜真市長は防衛局で「午後10時はもちろん、8時ごろから夜は気を使ってもらいたい」と飛行制限を求めた。