地産地消をテーマに、県産農林水産物・加工食品の魅力を発信する「おきなわ花と食のフェスティバル2014」(主催・同推進本部)が1日、那覇市の奥武山公園で始まった。昨年より10団体多い、過去最多の165団体が出店。農家や漁協、食品メーカー、農林高校などが調理した海と山の味覚が勢ぞろいした。島野菜のブーケづくりや、イチゴ収穫、マグロ解体見学といったバスツアーなどの体験イベントもあり、家族連れなど多くの来場者が楽しんだ。2日までで、16万人の来場を見込んでいる。

県内各地の特産品を眺める来場者=1日午前、那覇市・県立武道館

 県立武道館では、県花き園芸協会が花き品評会を開催。正月や彼岸の飾り花として需要の高いキクや、ストレリチア、ヘルコニアなど県内農家が育てた色鮮やかな花が並んだ。花屋がフラワーデザインの腕を競うコンテストの特別公開審査も開かれ、来場者がプロの技に見入っていた。

 県内の伝統的な農産物の展示コーナーでは、栽培農家が少なく市場にめったに出回らない鏡水大根のほか、トウガン、ヘチマなどが並んだ。

 農大・農林高校の出店ブースでは、北部農林高校の生徒が品種改良した豚肉「チャーグー」のバラ肉や、シークヮーサーシフォンといった菓子類などを販売した。

 熱帯農業科1年の兼元優希さん(16)は「先輩たちが育ててくれた豚は肉質が良くて、おいしく食べられる」とアピール。菓子を作った食品科学科1年の高山真穂さん(16)は「腕を磨いて将来はパティシエになりたい」と意気込んだ。2日目は南部農林高校の生徒が野菜や花きの販売ブースを出す。

 漁協や水産加工メーカーなど17社の料理を食べ比べて、順位を決める、初開催の「フィッシュワン・グランプリ」では、ミーバイしゃぶしゃぶやモズクスープ、グルクンチップスなどが振る舞われた。

 来場者が1位から5位までの順位を投票し、2日午後4時から結果発表と表彰式がある。