プロ野球8球団のキャンプが1日、県内各地で始まり、沖縄のファンが待ち望んだ1カ月限定の「野球シーズン」が開幕した。北は国頭村から南は石垣市まで、ファンが球場に詰め掛け、熱視線を送った。

選手の球場入りに多くのファンや報道陣が詰めかけた=1日午前、宜野座球場(古謝克公撮影)

楽天 久米島

 日本一連覇を狙う楽天は久米島球場でキャンプイン。歓迎セレモニーで、地元野球チームの吉永玲音君が「全員野球での日本一、とても感動しました。巨人の強打者を次々に打ち取った則本投手が忘れられない」とあいさつした。

 毎年訪れるという栄野元磯子さん(69)は「けががないように練習して、連覇を果たすことを願っている」と笑顔で話した。(比嘉正明通信員)

阪神 宜野座

 阪神が始動した宜野座村営球場は、県内外のファンや報道陣で熱気に包まれた。憧れの選手に声援を送ろうと、フェンスにつかまり顔を近づける子どもたちの姿も。選手が好プレーを見せるたびに歓声が上がり、観客席近くに来た選手とファンが談笑する場面もあった。

 兄弟そろって応援する沖縄市の池田琉真君(11)と翔太君(9)は「プロ野球選手のキャッチはすごい。ことしは優勝してほしい」と期待。ファンクラブに入った嘉手納町の與那嶺仁望君(7)は「西岡選手の走って捕れるところが好き。大きくなったらプロ野球選手になりたい」と目を輝かせた。

DeNA 宜野湾

 DeNAは宜野湾市立球場を拠点にする。選手の練習を手伝うアルバイト、沖縄市の普久原朝弥さん(19)は、小学生のころからの大ファン。球団に直接電話して、ことしから採用された。「選手の近くで働けて感動している。ボランティアでもいいくらいです」と笑った。

 キャンプインが土曜日に重なり、やはりファンの妹奈々さん(17)、弟の直人君(12)も足を運ぶことができた。2人はブランコ選手らから6枚のサインをもらい、「大きかった」と目を丸くしていた。