【ハワイ=知花愛実通信員】県平和祈念資料館の特別企画展「ハワイ日系移民が見た戦争と沖縄」のハワイ移動展が2日(現地時間1日)、ホノルルの太平洋航空博物館パールハーバーで始まった。県平和祈念資料館の特別企画展は海外で初めて。4日まで。

沖縄戦の体験を紹介した特別企画展に駆けつけた日系2世の兵士、ハーバート・柳村さん(右から2人目)ら関係者=2日(現地時間1日)、太平洋航空博物館パールハーバー

 特別企画展はハワイ県系、日系2世らが米兵として出征した沖縄戦の証言映像などを英語パネルや写真で紹介。日本語やウチナーグチを駆使し、住民に投降を呼び掛けた体験を伝えた。

 同館の功刀弘之さんと新垣誠さんは「日米開戦の地、パールハーバーで最後の地上戦の体験を伝えるのは意義がある」と語った。

 会場を訪れたロイ・チャングさんは、戦争体験を証言した日系2世の兵士松本幸次さんのパネルをみつけ「彼は私の小学校のときの先生だ。こんな体験をしていたなんて知らなかった」と驚いた様子で見入っていた。

 同展は7日から10日まではハワイ沖縄センターに会場を移して開かれる。