若者や子育て世代で米軍普天間飛行場の辺野古移設を止めようと、県内の20~50代市民からなるグループ「New Wave to Hope(ニューウエーブトゥーホープ)」が1月25日に発足した。活動の様子や沖縄の現状を動画で撮影し、インターネットで国内外に伝える予定。共同代表の中村ヒューバー和恵さん(47)は「平和について気軽に話せる場をつくりたかった。日米政府を動かす新しい波にしたい」と話す。

「気軽に、基地問題について意見を言い合える雰囲気をつくっていきたい」と話す中村共同代表(左から2人目)とメンバー=5日、那覇市内

 県民の意向を無視して辺野古移設を強行しようとする政府に危機感を覚えた有志で発足。ケネディ米駐日大使が来県する11日午後0時半から那覇市の県民広場で、大使に辺野古移設反対を訴える集会を開く。

 活動方針は「一人一人ができるときに、できることを」。共同代表は連絡係とし、メンバーをあえて固定しないことで参加しやすい雰囲気を目指す。

 年末年始の知事公舎前の抗議行動をスマートフォンで生中継した那覇市の大城史也さん(24)は「普通の市民が基地のことを話す姿を伝えるインパクトは大きいと思う」と期待する。

 辺野古出身の金城尚美さん(45)は、沖縄戦で被弾した父の背中を見て育った。「父と同じ思いで、子や孫たちに平和な沖縄を残すために参加した」と話す。

 会は幅広い世代の参加を呼び掛ける。問い合わせは城間えり子さん、電話070(5271)5276。