磯釣り(堤防も含む)初心者に多くみられる勘違いのひとつに「釣り座」と「ポイント」の混同があげられます。

 「あそこのポイントは足場がいいから釣りやすい」

 足場がいいから釣りやすいのは「釣り座」であって、ポイントではありません。

 中級者になっても、この釣り座とポイントを混同している人を見かけます。

 整理しておきましょう。

 「釣り場」とは、地区を表す言葉であり、慶良間列島渡嘉敷周辺の磯とか、那覇新港一文字堤防とか、複数の釣りができる場所を持つエリアを指すときに使います。

 「釣り座」とは、釣り場の中に点在する竿(さお)出し可能な箇所のことです。

 「ポイント」とは、釣り座から竿を出す釣り人にとって、「今日の潮具合で食ってくるとしたらここだな?」が理解できたときに使う言葉です。

 ということは、同じ釣り座から竿を出しても、日によってポイントは変化することになります。潮向き、水温、風向き、波のあるなし等によって、仕掛けの流し方、入れ方が変わるからです。

 「あの釣り座の右手10メートルには沈み根がある。潮が右に流れるとき、その根のカタにコマセがたまるからポイントになる。左に行く潮はダメ」

 これが釣り座&ポイントの正しい使い分けになります。(芸能もやる磯釣り師)