【久米島】第3回日台漁業委員会の交渉結果報告会が6日、久米島漁業協同組合(渡名喜盛二組合長)で開かれた。1月に台湾と合意した操業ルールについて担当者からの説明に、島の漁業関係者から怒りや戸惑いの声が上がった。

 渡名喜組合長は「特別協力水域の半分を確保できた事は評価できる」とした上で、「昨年、八重山での台湾漁船との衝突事故は大変ショックだった。事故など万が一に備えた高出力の無線機、船舶衛星電話、救命いかだ、GPS等の装備が急務だ」と支援を求めた。

 漁師の山城勉さんは台湾の操業ルール適用に「やむを得ない」と複雑な表情を浮かべた。城間清国さんは「台湾漁船は船体に許可番号もなく、何隻入るかも不明だ」と不安視した。

 報告したのは水産庁資源管理部枝元真徹部長や県農林水産部水産課新里勝也課長。(比嘉正明通信員)