琉球銀行(金城棟啓頭取)が7日発表した2014年3月期第3四半期決算(単体)は、市況の回復で株式売却益が出たほか、償却した債権の回収が増加し、経常利益は前期比6・2%増の49億3100万円だった。売上高に当たる経常収益は1・8%増の282億2800万円。投資信託や保険の販売が好調で役務取引等収益が伸び、増収増益となった。

 本業の収益力を示すコア業務純益は60億5100万円。金利の低い住宅ローンの増加で貸出金利回りが低下し、貸出金利息収入が落ち込んだが、子会社からの配当益もあり、前期から7・9%増えた。

 貸倒実績率の上昇で一般貸倒引当金が前期の戻入益から繰り入れに転じ、与信費用は増加した。一方、税金費用の減少で四半期純利益は24・7%増の31億7900万円だった。

 開示債権額は、その他サービス業などで業況悪化による債務者区分の変更があり、24%増の310億円。開示債権比率は0・39ポイント上昇の2・42%だった。

 貸出金残高(平均残高)は3・7%増の1兆2370億円。住宅ローンなどの個人向けが伸びたほか、不動産業や医療・福祉分野の事業性融資も増加した。預金残高(同)は退職金や年金資金などの個人向けが好調で5・2%増の1兆8409億円だった。