【宜野湾】福島県の少年野球チーム「福島リトルリーグ」は8日、宜野湾市で春季キャンプを行うプロ野球の横浜DeNAベイスターズを訪ね、福島県出身の中畑清監督から手ほどきを受けた。沖縄県がスポーツ観光誘客促進事業で子どもたちを招待した。

福島リトルリーグの選手にキャッチボールの基本を指導する中畑監督=宜野湾海浜公園多目的広場

 訪れたのは福島市と二本松市の小学4年~6年生20人。緊張気味の表情の子どもたちに、中畑監督からプロ選手と同じメニューでウオーミングアップするよう指示。「いいバネだぞ」「ちゃんと走るんだぞ」と声を掛けた。指導を受けるうち、子どもたちの声も大きくなった。

 中畑監督はキャッチボールの基本を助言。ノックでは返球を受けた。「レベルの高い野球をしていて頼もしい。今のまま頑張って」とエールを送った。

 主将の安斎海人君(12)は「教えてもらったことをみんなで話し合ってチームに生かしたい」と笑顔。藤田竜輝君(11)は「中畑さんに教えてもらってうまくなった」と興奮していた。

 渡邊智弘監督(55)は「本物をみせて頂いて、子どもたちの目の色が変わった。素晴らしい経験です」と感謝した。

 事業は東日本大震災の影響で練習場の確保がままならなかった子どもたちを元気付けながら、沖縄のスポーツ観光の魅力を発信する狙い。