【てい子与那覇トゥーシー通信員】うるま市で発生した元海兵隊員の米軍属による女性会社員遺体遺棄事件を受けて5月21日、ニューヨーク市内の真ん中にあるグランド・セントラル中央広場で街頭追悼集会が開かれた。米国内で平和活動している女性らが呼び掛け、冥福を祈った。

 呼び掛けたのは、ニュージャージー州在住の2人の日本女性。新潟出身のMs.レイチェル・クラークさんと、千葉県出身のMs.アユミ・テモロックさん。平和を愛する志を原動力に月に1度、集会を持ったり、フェイスブックなどで発信。仲間も増えている。

 集会では、戦後71年が過ぎても沖縄で発生している米軍関係の事件・事故を紹介。「基地があるが故に起きた事件」だと伝えた。

 悲惨な事件はアメリカのメディアでも繰り返し報道されており、追悼集会では歩行者らが足を止めて質問したり、様子を写真に収めたりする姿もあった。

 2014年、名護市辺野古の新基地建設がいかに民主主義に反しているかを伝えようと、稲嶺進名護市長らがニューヨークを訪れた際、レイチェルさんは通訳として活躍した。「その時、いかに自分が沖縄問題を知らな過ぎるかを自覚した。また日本政府が沖縄問題を意図的に隠していると感じた。日米の有権者たちは沖縄の状況、不公平さを知る必要がある」と語る。その翌年、平和に関する活動を始めたという。