宜野湾市立博物館と我如古自治会の共同企画展「我如古平松や ふんしからゆたさ 我如古ムラ」が始まっている。戦前、集落で親しまれた名木の我如古平松(ガニクヒラマーチャー)や670年前から伝わる伝統芸能スンサーミーなど、我如古の文化を写真や映像で伝えている。3月2日まで。

企画展のオープニングで我如古スンサーミーを披露した保存会のメンバー=宜野湾市立博物館

 開会式の5日、昨年結成した我如古スンサーミー保存会のメンバーが、集落の豊年祭サングヮチャーの日に踊られる舞を特別に披露した。企画展では映像資料も備えている。

 我如古平松は沖縄戦で消失した。幹回りは5メートル、左右に広がった枝は300坪にも広がり、集会が開かれたり、スンサーミーが踊られたという。

 区民総出で造られたヒージャガーも我如古を象徴する文化財の一つ。水が湧き出る仕組みをパネルで紹介している。

 子どものころに平松の近くにあった泉で、よく水を飲んだという区老人クラブの泉川寛会長(83)は「若い世代が知らない文化も多いはず。この企画展を機に伝承できたらいい」と話した。

 入場無料。毎週火曜日と12日は休館。問い合わせは同館、電話098(870)9317。