【東京】在日米軍のアンジェレラ司令官は10日、横田基地から電話を通じて記者会見し、米軍普天間飛行場に配備されているオスプレイの訓練移転について「沖縄での訓練の半減達成に問題はないだろう」と述べ、実現可能との見通しを示した。普天間の5年以内の運用停止については「できるだけ早く新しい施設を完成させる努力をすべきではないか」と述べ、可否には言及しなかった。

 司令官はオスプレイの半分の訓練移転は、日本からの要求ではなく目標であると強調。データはないとした上で、フィリピンでの災害支援や、米国の日米共同演習「ドーン・ブリッツ」にオスプレイが参加した例を挙げ「こうした取り組みを続けることで、50%の訓練を移転させることに問題はないと思う」との見解を述べた。具体的な移転先や、半分の定義についての言及はなかった。

 普天間の運用停止については「われわれは他の施設ができるまで訓練を続けなければならない」と説明。仲井真弘多知事が5年以内の運用停止を求めている一方、日米が合意している名護市辺野古への代替施設の完成までに9年かかる見通しであることを踏まえ「引き続き交渉が必要だ」との考えを示した。