帝国データバンク沖縄支店が7日発表した県内の社長の平均年齢は57・5歳で1990年の調査開始以来、最も高かった。売り上げ規模の小さい中小企業ほど社長の高齢化が進んでおり、同支店は「経営の先行き不安から担い手が不足している」とみている。

 社長の年代別構成は「40歳未満」が411人(90年比51人減)、「40歳以上60歳未満」が3711人(同1404人増)、「60歳以上」が3491人(同2628人増)。社長の平均年齢は90年の51・5歳からほぼ一貫して、上昇が続いている。

 売り上げ規模別の平均年齢は「1億円未満」が57・2歳(90年比9・5歳上昇)、「10億円未満」が57・7歳(同6・3歳上昇)、「50億円未満」が59歳(同2・1歳上昇)、「100億円未満」が59・4歳(同0・8歳上昇)で、売り上げ規模の小さい中小企業ほど社長の高齢化が進んでいる。

 2013年の一年間に社長が交代した割合は4・21%で、調査開始時の1990年以降、5番目に低かった。同支店は人口減少や少子高齢化の人口動態と比例する形で、今後も社長業の高齢化はますます加速すると予測している。

 一方、女性社長の比率は9・6%で過去最高を記録。売り上げ規模が「1億円未満」で上昇した。能力主義で後継者を選択する経営者が増えているのが要因。同族経営にこだわらず優秀な女性を外部から登用する企業も出てきている。調査は県内に本社を置く株式会社と有限会社の代表を務める9953人のデータを抽出した。