陸上女子円盤投げで那覇西高時代の2009年に日本高校記録(当時)を樹立した糸滿みや(筑波大4年)が、リオデジャネイロ五輪から正式種目となる7人制ラグビーに転向することが10日、分かった。すでに関東地方で活動する女子チーム「フェニックス」で活動するルーキーは「本気で五輪出場を目指している。まずは日本代表入り」と新たなフィールドでの活躍を誓う。

陸上投てきから7人制ラグビーに転向した糸滿みや

 那覇西高入学後に投てきで頭角を現し、全国総体優勝など輝かしい成績を残したアスリート。「五輪出場」を目標に掲げたが、進学した筑波では、納得のいく成績を残せなかった。卒業を控え、競技継続に思い悩んでいた昨年11月、友人の誘いで参加したラグビーの練習が転機となった。

 現所属チーム代表で、元7人制ラグビー日本代表の四宮洋平氏からの誘いを受け、新境地へ飛び込むことを決意した。「『絶対オリンピックに出られる』と言ってもらったのがうれしかった」と声を弾ませる。

 大学卒業を1年延ばし、一からラグビーに取り組むつもりだ。「スタミナが課題。走れる体にしないといけない」と昨年末から肉体改造に着手し、すでに10キロ以上の減量に成功した。「1年かけてラグビーを覚えたい」と意気込む22歳は、代表チームの「桜のジャージ」が最終目標だ。

 トップ選手の転身に、高校時代の恩師・知念信勝氏(北谷高教頭)は「自分の能力を試す舞台があれば、ぜひ挑戦して結果を残してほしい」とエールを送った。(花城克俊)