【小橋川慧通信員】カナダのトロント市内にある居酒屋「りょう次」(上地耕太店長)で5月26日、同店名物の「沖縄ナイト」が開かれ、県出身の若者約40人が参加。辻貴宏料理長の料理に舌鼓をうち、トロント生活の情報交換や地元の人たちと交流しながら、にぎやかに語り合った。

県出身者が集まり、情報交換などを楽しんだ「沖縄ナイト」=カナダ・トロント市内

 カナダで高い評価を受けている語学教育ILAC(アイラック)で毎日7時間、英語を勉強中の比嘉ちひろさん(那覇市出身)、新里昂史さん(宜野湾市)、比嘉亜希乃さん(読谷村)の3人は、同じ学校に通いながら互いに初対面。

 沖縄尚学高校から玉川大学に進んだ比嘉ちひろさんは、英語力をつけて観光関係の仕事をしたいと1月にトロントに来た。「赤毛のアン」にはまり、カナダ滞在中にアンの育ったプリンス・エドワード島に行きたい、と目を輝かせる。

 新里さんは普天間高校を経て山梨学院大学法学部を卒業。アルバイトで留学資金を蓄え2月にトロントに来た。ホームステイ先の家庭はフィリピン出身でアジア系の食事が多く満足、と笑顔。1年後に沖縄に帰るか思案中という。

 トロントに来たばかりの比嘉亜希乃さんは宜野湾高校卒業後、名古屋の観光専門学校に入学。将来は沖縄のリゾートホテル関連の仕事をしたいと話す。

 同会参加者の大半は語学留学生。彼らと陽気に談笑していた聖マリアンナ医科大学に在学中の田崎真緒さん(那覇市)は、教授の紹介でトロント大学医学部脳外科にオブザーバーとして1カ月滞在する。

 カナダのダンス界をリードするトロントのダンス・カンパニー所属の國場めぐみさん(沖縄市)は同会の常連でトロント生活8年目。シーズン最後の公演で披露した彼女のソロ・ダンスを、評論家たちはこぞって称賛。カンパニーと来シーズンの契約を結んだと喜んでいた。