キャロライン・ケネディ駐日米大使が11日夜、民間機で那覇空港に到着した。昨年11月の大使就任後、沖縄訪問は初めて。13日まで滞在し、仲井真弘多知事とは12日に会談する予定。沖縄戦の戦没者を刻む「平和の礎」や首里城などを視察するほか、県幹部や市町村代表、経済関係者らを招いたレセプションも開く。

就任後初めての沖縄訪問で空港に到着したケネディ駐日米大使=11日午後7時すぎ、那覇空港

 夫のエドウィン・シュロスバーグ氏と共に到着したケネディ氏は午後7時すぎ、空港の出口に姿を現すと、待ち構えていた記者団に笑顔で手を振り、足早に迎えの車に乗り込んだ。

 ケネディ氏は仲井真知事との会談で、米軍普天間飛行場の辺野古移設に協力を求める見通し。基地負担軽減策についても意見を交わすとみられる。

 オスプレイに搭乗し、上空から辺野古沿岸部や県内の米軍施設を視察する可能性もある。辺野古移設に反対する稲嶺進名護市長は4日の記者会見で「辺野古の現地を見てほしい」と呼び掛けた。

 ケネディ氏は昨年11月29日、東京の大使公邸で会談した仲井真知事に対し「県民の声を聞きたい」と話し、沖縄訪問に意欲を示していた。

 就任後、東日本大震災で被災した宮城、岩手両県や被爆地の長崎市などを訪れている。