キャロライン・ケネディ駐日米大使は12日午前、仲井真弘多知事と県庁で約20分間会談した。ケネディ氏は沖縄の米軍基地負担をめぐり、「米軍のプレゼンス(存在)の軽減に力を尽くしたい」との認識を示した。

交換したサインボールを手にする仲井真弘多県知事(右)とキャロライン・ケネディ駐日米大使=12日午前11時40分すぎ、那覇市泉崎の県庁第2特別会議室(代表撮影)

 ケネディ氏は、日米地位協定の環境特別協定の日米協議が12日から始まったことを報告。「非常に良い一歩だ。進捗(しんちょく)に向け、勢いを維持できるよう連携したい」と述べた。

 知事は、沖縄に在日米軍専用施設の74%が集中している現状を指摘し、「事件・事故や環境問題の抜本的な解決、基地負担軽減に大使の力を発揮してもらいたい」と述べた。昨年末、安倍晋三首相に要請した負担軽減策4項目への協力も求めた。

 普天間飛行場移設問題について言及はなかった。両氏は互いにサインした野球ボールを交換した。