【西表島=竹富】第21回竹富町やまねこマラソン(主催・町体育協会)が9日、上原小学校を発着点に開かれた。23キロには、町内の小中学校の事務職員男性4人が“聖火リレー”の格好で出走し、完走した。

聖火ランナーの格好で完走した(右から)大城武士さん、大城満明さん、江洲さん、池原さん=上原小学校

 リレー隊は江洲葉二郎さん(30)と大城満明さん(30)、大城武士さん(27)、池原武尊さん(27)の赴任同期の4人組。地元の大会を盛り上げようと東京五輪決定やソチ開幕を記念して、聖火ランナーを発案。「ソチの開会式を終え、やまねこマラソンに駆け付けた」と設定した。

 古代ローマの市民の上着「トーガ」をまねた服に、月桂冠を模した草の冠をかぶり、手製の聖火を手にコースへ。ソチ五輪の開幕直後とあって沿道の反応もよく、3人は初マラソンだったが住民の声援を背に約2時間半でゴールを切った。

 江洲さんは「変装しているランナー同士で激励して楽しかった」と笑顔。武士さんは「子どもに『神様、頑張れ』と声援を受けた」と苦笑い。

 満明さんは「周囲も楽しんでくれたので、仲間を増やして将来はフルマラソンで面白いことをしたい」と次の大会を見据えていた。

 マラソン3コース(23、10、3キロ)には1344人が出走し、23キロでは男子が石垣市の王滝将弘さん(23)、女子は岡山県の國清里美さん(27)が優勝した。1308人が完走し、完走率は97・3%だった。

 沿道では地域住民が太鼓や拍手で選手を激励。給水所では、子どもたちが水やスポンジ、西表島産の黒砂糖を選手に手渡し、「頑張れ」と激励していた。