【石垣】日本一早い新米「超早場米」への需要に対応しようと、JAおきなわ八重山地区営農振興センターが石垣市内で「早植え」の試験栽培を始めている。

超早場米の需要に対応するため、試験栽培を始めた田んぼ=石垣市平得

 市内ではJAを通さない個人農家が毎年、一番早い収穫作業をしており、「日本一早い稲刈り」の報道を見た消費者からJAに問い合わせが寄せられていた。

 例年、JA加盟の米農家は個人農家の収穫から約2週間ほど遅れるため、報道後の需要に対応しようと、同センターは先月29、30の両日、市平得の水田約2ヘクタールに「ひとめぼれ」を早植えした。

 収穫は5月15日で、JAファーマーズマーケット「ゆらてぃく市場」では例年より1週間ほど早く、超早場米の販売を始める予定。収穫は約8トンを見込んでいる。

 同センターの山根聡営農指導員は「時期を早めると収量への影響があるが、消費者ニーズと農家の手取りが見合うなら、早植えの取り組みを続けたい」と話している。(奥沢秀一通信員)