【堀江剛史通信員】ブラジル沖縄県人会(田場ジョルジ会長)は1月3日、サンパウロ市の同県人会本部でカジマヤー祝いと第9回ウチナー芝居を開いた。

最後は参加者全員で記念撮影=ブラジル

 カジマヤーを迎えたのは稲嶺ウシさん(北谷町)のほか伊波サエさん(名護市)、島袋チヨさん(国頭村)、城間ミツさん(南城市)、新里シズさん(八重瀬町)、比嘉シズさん(沖縄市)の6人で、特別高齢者表彰として金城音子さん(99、豊見城市)、上地マツさん(110、名護市)の長寿も祝った。

 野村流音楽協会や琉球筝曲保存会などの演奏で始まった祝宴は、斉藤悟琉舞道場など各琉舞道場、レキオス芸能太鼓、琉球舞踊協会など約200人が出演し、踊りや歌三線、太鼓、古武道を披露。

 毛遊びや舞踊劇「浦島」などの芝居では、若手の活躍が目立ち、会場からは大きな拍手が送られ、沖縄県で活躍する歌手、具志恵さんも会場を盛り上げた。

 昨年ブラジルに移住し、ことし県人会の事務局長に就任した謝敷宗光さん(62)=与那原町=は「沖縄の心を次世代に伝えるのは芸能の力。言葉が失われていく中、その意味合いは沖縄より強い」と話し、若手の活躍にも驚いていた。

 芝居の振り付けなどで指導にあたった斉藤悟さんの祖母、新垣春子さん(78)=南城市=は「自分の孫がウチナー文化の担い手になっていることが誇らしい」と目を細めていた。