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  • 国道58号を逆走し事故を起こした米兵を酒酔い運転の疑いで逮捕
  • 容疑者から基準値6倍のアルコールを検知。「友人宅で飲んだ」
  • 遺体遺棄事件を受け米軍は基地外での飲酒を禁止したばかりだった

 嘉手納署は5日、酒に酔った状態で車を運転したとして、米軍嘉手納基地所属の米海軍二等兵曹の女(21)を道交法違反(酒酔い運転)の疑いで現行犯逮捕した。同署によると、容疑者は国道58号を逆走して2台の軽乗用車と衝突、男女2人が重軽傷を負った。呼気から基準値の約6倍のアルコールが検知された。同署は自動車運転過失傷害や自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)の容疑も視野に捜査する方針。容疑者は「読谷村内の友人宅で酒を飲んだ」と話し、容疑を認めているという。

国道を逆走し事故を起こした米軍人の車両(左)=5日午前0時ごろ、嘉手納町水釜(読者提供)

 元海兵隊員で米軍属の男による女性遺体遺棄事件を受け、在沖米軍は5月27日、綱紀粛正策として、沖縄に駐留し日米地位協定の対象となる全軍人・軍属とその家族に対し、基地外での飲酒や深夜0時以降の外出を6月24日までの約1カ月間、禁止している。

 同署によると、4日午後11時40分ごろ、容疑者が運転する普通乗用車が嘉手納町水釜の国道58号を南向けに逆走し、北上車線を走行中の軽自動車と正面衝突した。同容疑者は読谷村古堅方面から嘉手納町水釜の国道58号へ右折する際に北上車線へ進入したとみられ、北谷町の自宅へ帰る途中だったと話しているという。

 この事故で軽自動車の助手席の会社員女性(35)=名護市=が胸骨骨折の疑いの重傷を負った。衝突の反動で同容疑者の車は後続の別の軽自動車にもぶつかり、運転していた会社員男性(30)=北谷町=が左腕打撲の軽傷を負った。