【中部】1万4184人が起伏の激しい中部路を駆け抜けた16日の「おきなわマラソン」。時折太陽が顔を出す天気の中、沿道ではランナーを後押しする応援団やボランティアスタッフが大きな声援を送り続けた。

ランナーに声援を送る前原高校の生徒たち=16日、うるま市

 うるま市具志川の17キロ付近では、前原高校の部活生160人が大応援団を結成。野球部の掛け声と吹奏楽部の演奏を中心に、ペットボトルや太鼓、メガホンを使って盛り上げた。

 吹奏楽部の山城志織部長(17)=2年=は「私たちの演奏で一人でも多くの人を元気づけられれば」と意気込んだ。野球部2年の吉里瑞樹君(17)は「いつもは僕らが応援してもらう立場なので、きょうはしっかりと恩返ししたい」。給水所で奮闘した男子バレーボール部の平安座峻人君(17)は「想像以上の速さで驚いた。ゴールまで突っ走ってほしい」と笑顔をみせた。

 給水所や救護などがある沖縄市登川の25キロ付近では、大嶺琉渡君(12)=北美小6年=が両親の淳さん(43)と寿美子さん(45)を応援。二人が通ると大きな声で「頑張ってー」と叫び、「僕も将来は出場したい」と目を輝かせた。

 緩やかな上り坂が続く市山内の32キロ付近には、通り沿いのスーパーや病院が水や冷却スプレー、梅干し、黒糖を準備。近所に住む湧川勝美さん(66)はチョコレートを配ってランナーをサポートした。「もう少しでゴールだから力を振り絞ってほしい」と力を込めてタンバリンをたたいた。