仲井真弘多知事は17日、西正典防衛事務次官と県庁で会談し、米軍普天間飛行場の5年以内の運用停止について「県民の強い要請でもある。しっかり頑張ってほしい」と述べ、実現に向けた取り組みを要請した。西氏は「那覇防衛施設局長(今の沖縄防衛局長)を経験した者として、ずっと背負っていく課題だ。引き続き取り組む」と応じた。

 会談後、西氏は5年以内運用停止について「首相官邸から方向が示されている。それに沿って誠心誠意やっていく」と記者団に強調。地元名護市が反対する辺野古移設の進め方を問われ「具体的なことはそのつどになるが、適正に進めていくことに尽きる」と述べるにとどめた。

 西氏は2004~06年に那覇防衛施設局長を務めた。今回、日本と東南アジア諸国連合(ASEAN)の防衛当局次官級がアジア太平洋地域の安全保障問題を話し合う会合に出席するため来県した。会合は18日に宜野湾市で開かれる。