那覇署は5日、久米島町内で知人男性(36)の胸を包丁で刺して死亡させたとして、同町仲泊の会社員の男(43)を殺人容疑で緊急逮捕した。2人は数日前から口論する姿が住民に目撃されており、何らかのトラブルがあったとみて、調べを進めている。容疑者は「包丁で刺したが、殺すつもりはなかった」と容疑を一部否認している。

被害者のものとみられる血痕などを調べる県警の捜査員=久米島町鳥島(比嘉正明通信員撮影)

 同署によると、容疑者は同日朝、町内の男性の自宅を訪ねて路上に誘い出し、午前7時14分ごろ、包丁で刺したとみられる。

 容疑者はその後、自首しようと仲泊駐在所を訪ねたが警察官が不在だったため、警察専用電話から那覇署に「人を刺した」と通報した。

 警察官が駐在所に戻り、血が付着した包丁を所持していた容疑者を確認。被害者の男性は同8時28分、搬送先の病院で死亡が確認されたため、緊急逮捕した。