全国で文具・書店40店舗を展開する丸善書店(東京都、工藤恭孝社長)は21日、那覇市牧志のジュンク堂書店那覇店内に県内初出店となる文具コーナーを開設した。筆記用具やハサミなどの一般文具に加え、レターカードに貼るシールやぬいぐるみなどの雑貨、万年筆やシステム手帳などの高級文具を充実させ、3万8千点を取り扱う。売り場面積は約760平方メートルで、丸善グループで5番目の規模の大型店となる。

県内初出店となる丸善書店の文具コーナー=21日、那覇市牧志のジュンク堂那覇店

 ジュンク堂書店那覇店が地下1階を新たに借り上げて増床するのに伴い、1階に丸善書店が出店した。ジュンク堂書店の売り場面積は3割増の約6510平方メートルとなり、全国3番目の大きさとなる。

 3階には読み聞かせコーナーと授乳室を新設。地下1階のイベントスペースでは朗読イベントなどを予定する。書籍数は児童書や学習参考書などを充実させ、30万冊増の150万冊となる。売り上げは文具が年間8千万~1億円、書籍が現在の13億円から6、7%増を想定している。

 丸善書店とジュンク堂書店は、丸善CHIホールディングスのグループ会社。2011年から、ジュンク堂書店が書籍を、丸善書店が文具をそろえる協業形式での出店を増やしている。丸善書店の担当者は「書籍販売が伸び悩む中、若年層が取り込める文具と展開することで、幅広い客層を取り込みたい」と話した。