不動産業のCUBE(キューブ、那覇市)は、入居の際に必要な敷金、礼金、仲介手数料、火災保険、家賃保証を無料にする「ゼロ円入居プラン」を始めた。初期費用を無料にするプランは県内で初めてという。アパート業界の競争が激しくなる中、サービスの向上で顧客獲得を狙う。

 同プランは、同社と家主、保険会社、家賃保証会社の協力で実現。月々の家賃の支払いのみで入居できる。保険や家賃保証のサービスは通常通り確保している。同社によると、通常5万円の家賃に入居するには、初期費用が約20万円ほど必要になるという。

 サービス開始の10日から問い合わせが多数あり、1年間空室だった物件がすぐに契約に結びつくなど、反応は上々。同社は「初期費用が軽減され、引っ越しを考えていた層が動いたのでは」としている。現在は中古物件の12棟が対象だが、全物件にサービスを拡充させる方針。

 県内ではアパート建築が相次ぎ、業界内の競争が激化。同社は同プランで、中古物件の活性化につなげたい考えだ。問い合わせは同社、電話098(894)4141。