八重山ビジターズビューロー(会長・中山義隆石垣市長)は22日、南ぬ島石垣空港が3月7日に開港1周年を迎えることを記念して、那覇市のパレットくもじ前広場で八重山諸島の観光キャンペーンイベントを開いた。昨年の八重山地域の観光客数は開港効果で過去最高の94万人に達しており、2年目の今年は105万人の誘致を目標に、旅行商品の開発や国内外での誘客プロモーションを強化する計画だ。

石垣島出身のミュージシャンらが新石垣空港の開港1周年と八重山の観光をPRした=22日、那覇市久茂地・パレットくもじ前

 22日のイベントでは、きいやま商店ら石垣島出身のアーティストによる音楽ライブや、ミス八重山の上原涼子さんと八重山のマスコットキャラクター・ピカリャーとぱいーぐるのトークショーがあり、会場は観光客や休日の家族連れでにぎわった。

 八重山ビジターズビューローの高嶺良晴理事が「八重山の島々は、それぞれがすばらしい魅力を持っている。ぜひたくさんの人に訪れてほしい」とあいさつし、3月に石垣島で開かれる野外音楽フェスティバルや海開きなど、春のイベントをPRした。

 2013年の八重山地域の観光客は、八重山ビジターズビューローの目標値85万人を大きく上回り、過去最高の94万人を記録した。新空港の開港を機に、那覇-石垣線を片道3千円台で結ぶLCC(格安航空会社)が参入。石垣島と本土を結ぶ直行便や台湾路線も新設されるなど、観光客の利便性が向上しただけでなく、地域住民の交通環境も大きく変化した。

 高嶺理事は「昨年は開港効果でたくさんの観光客が訪れ、島が大いににぎわった。ことしは滞在日数の延長やリピーターの獲得のため、新しい観光メニューを積極的に提案していきたい」と話した。