県立那覇商業高校定時制の生徒3人が26日午前11時から午後2時まで、開発したコーヒー「Gift(ギフト)」を那覇市久茂地のタイムスビル1階で販売する。定時制の生徒の商品開発は県内で初めて。

「26日、タイムスビルに来てください」とPRする那覇商業高定時制の生徒ら=17日、同校

 3人は、不登校などの問題を抱える仲間を支援しようと、生徒への声掛けや新聞発行などをしてきた。今回は、生徒が元気になり、学校に誇りを持ってほしいと商品開発に取り組んだ。

 授業が終わる午後9時半から、下校時の同10時までが活動時間。6月からコーヒー豆などを販売するビリオン珈琲(浦添市)に協力を依頼し、試作を重ねて、自分好みにミルクや砂糖を入れても飲みやすく香りの強い商品を完成させた。

 収益金の一部は「夜の世界」で働いている女性たちのセカンドキャリアを支援するNPO「Grow As People」に寄付する。徳田優華さん(25)は「働きながら次のキャリアを模索している定時制の生徒と気持ちが重なるので寄付を決めた」と説明する。

 上江洲真帆さん(19)は「不登校の時期もあったけど、この活動が自信をくれた」。午後5時に仕事を終えて学校に通う上原彰公さん(23)は、3月に卒業を迎える。「販売は高校生活の集大成。タイムスで待ってます」とPRした。1袋200グラムで400円、100袋を販売する。