沖縄総合事務局は28日にも、4月の消費増税に伴う沖縄本島内のタクシー運賃について、初乗りの運賃額を据え置き、加算される距離を短くする「距離方式」で新運賃を公示する。増税率に合わせて初乗りは1・8キロメートルから1・75キロメートルとなり、加算距離は約10メートルずつ短くなる。

沖縄本島地区の消費増税後のタクシー運賃(4月以降)

 消費増税に向けて、初乗り運賃を引き上げる「金額方式」と「距離方式」のどちらかを選ぶよう求める国土交通省からの通達があった。同事務局に対し、法人と個人の各事業者団体が「距離方式」を要望していた。

 タクシー事業の適正化について、事業者や行政、地域住民の代表らが話し合う「沖縄本島地域タクシー準特定地域協議会」が24日、那覇市内で開かれ、距離方式の導入を承認。公示後に各事業者が新運賃を届け出て、原則4月1日から適用される。

 沖縄本島をのぞく県内の離島地区でも「距離方式」が導入される見通し。