【読谷】県立芸術大学デザイン専攻の学生が20日、読谷村役場で読谷の特産品開発の企画案「よみたんデザイン5つの夢」を発表した。授業の一環で昨年11月からことし1月にかけて5グループに分かれて、地域の意見を聴き取りユニークな企画を立案。読谷山花織の小箱や屋形船設置など地域活性化や観光振興につながるアイデアが相次いだ。

給食グループは発表後、開発したニンジンの揚げパンとポタージュを参加者に提供した=読谷村役場

 「都屋漁港プロジェクト」グループは、人が集まる港を重視して施設の改装を提案。海中や景色を楽しみながら食事ができる海上レストランや、捕れたての魚を購入できる直売店のリニューアルで活性化すると強調した。

 「おおとりバス」グループは、現在利用者が少ないバスに着目。マスコットキャラクターの展開で楽しみや親しみやすさをアピールできると主張。女性や親子をターゲットにしたルートや夜の読谷が楽しめるルートを提案した。

 読谷の夜の観光スポットが少ない点に注目したグループは、「読谷屋形船ゆるゆん」を紹介。渡具知港を拠点に比謝川を遊覧し、特産品や夜景を楽しませる内容。観光客だけでなく、結婚式の2次会場としても利用できるとした。

 伝統工芸の読谷山花織で若者向けの新商品を考えたのは「はなういばこ」グループ。大切な人に思いを込めて花織を織ったということに触れ、贈り物用の小箱を提案し、かわいらしさをアピールした。

 「よみたん給食」グループは、認知度が低い特産品を給食で積極的に使うよう提案。自作の教科書で学び、給食の感想を絵日記などにまとめることで、特産品や地元への愛着が深まると強調した。