データセンターサービスを提供する沖縄クロス・ヘッド(那覇市、渡嘉敷唯昭社長)と、台湾のデータセンターサービス事業者の「eASPNet(イーエーエスピーネット)」(台北市、ジャクソン・ウー会長兼CEO)はデータセンターサービスの向上に向けて両社で協議を始めることで合意し、25日協定書を締結した。相手先の持つ技術の中で自社サービスの向上につながる分野の技術提供をそれぞれ受ける。

データセンターサービスの向上に向けて協議する協定書を締結した沖縄クロス・ヘッドの渡嘉敷社長(左)と、eASPNetのジェイソン・ホ会長室長兼CEO代理=25日、県庁

 沖縄クロス・ヘッドが提供する「クラウドサービス」は、顧客企業が使いやすく設計されているため、eASPNetが技術提供に関心を示している。一方、eASPNetの持つ決済システムは国際間で使用できるシステムのため、沖縄クロス・ヘッドが関心を示す。両社ともに自社の技術やノウハウの提供が可能かを議論して、相互補完的に自社サービスを向上させる。

 将来的にはインターネットサービスも相互に接続できるようにする考えで、新たな国や地域へのサービス拡大につなげる。

 同日、県庁で会見した渡嘉敷社長は「台湾と沖縄で新しいITビジネスの形をつくりたい」、eASPNetのジェイソン・ホ会長室長兼CEO代理は「使い勝手のいいサービスを組み合わせて東南アジアを開拓していきたい」と意欲を示した。