【宮古島】宮古島市の下地敏彦市長は25日、市内小中学校の全国学力テストの結果を公表する方針を明らかにした。学校と家庭が連携して学力向上対策に取り組むためとしている。同日開会した市議会3月定例会の施政方針で示した。

 現在、市は全国学力テストの市全体の科目別平均点などを公表しているが、学校名、学校ごとの点数などは公開していない。

 議会後、下地市長は「結果がどのくらいか分からなければ、どのように改善するかも考えようがないのではないか。市民の理解をいただき、学力の向上の材料にしたい」と説明。

 順位ごとにグループ分けして学校名を公表するなど検討例を挙げ「最終的には教育委員会でどのような形にするか判断する。現在よりも踏み込んだ内容になる可能性がある」と述べた。

 市教委は結果公表が「教職員や家庭、地域の教育に対する意識改革につながるという利点の一方で、過度な競争にならないような配慮が必要。今後どのような公表があるのか委員会で検討する」としている。