那覇商工会議所(國場幸一会頭)と韓国ソウル特別市の「麻浦(マッポ)区商工会」(チャン・チョルホ会長)は26日、経済交流の覚書を調印した。両団体の加入企業が相互訪問で交流を深め、観光客の誘致や新たなビジネスの創出につなげる。那覇商工会議所が海外の経済団体と経済交流の合意文書を締結したのは1993年のハワイ商工会議所との姉妹会締結以来、2団体目。

経済交流の覚書を調印した那覇商工会議所の國場幸一会頭(左から3人目)と、ソウル特別市麻浦区商工会のイ・ソンジョン主席副会長(同2人目)=26日、那覇市のANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービュー

 國場会頭は「政治レベルでは厳しい状況にあるが、それ故に民間経済団体が交流するのは意義がある」と強調。「経済のみならずさまざまな分野で交流を深めていきたい」と意気込んだ。

 麻浦区商工会のイ・ソンジョン主席副会長は「沖縄は観光地として魅力がある。ビジネスで連携して徐々に発展していきたい」と期待した。

 覚書は、両地域の交流活動を支援するために情報資料を交換し、「平等互恵」の原則にしたがって交換訪問を実施するなど4項目。当面は視察を通じて互いのビジネスの内容確認から始める方針で具体的な経済連携については今後、詰めていくとしている。