【金武】金武町(儀武剛町長)は26日、沖縄移民の父・當山久三の功績を記念した「當山紀念館」の解体計画の中止を決めた。移民資料館としての活用を視野に入れている。町は同日、存続を求め町内外から5301人分の署名を集めた「當山紀念館を存続させる会」(与那城剛代表)に伝えた。

 町の決定について上原浩総務課長は「署名を真摯(しんし)に受け止め、町当局と町教育委員会で検討を重ねた結果、存続を決めた」と話した。

 1935年に建設された同館は金武町役場に隣接する。町は、本庁舎周辺の建物に各課が分散しており、行政サービスの効率化を図るとして、同館跡地に庁舎を増築して窓口を一本化することを検討していた。