【金武】2012年11月25日投開票の金武町議会議員選挙で、当選した現職議員ら9人が公職選挙法で提出が義務づけられている収支報告書を期限から1年以上、提出していなかったことが27日、分かった。公選法では投票日から15日以内の提出義務があり、未提出または虚偽の報告をした場合、出納責任者に3年以下の禁錮または50万円以下の罰金が課せられることもある。

 同町選管によると、提出遅れは現職の仲里全孝議長、伊芸孝副議長、嘉数義光氏、松田義政氏、大城一之、大城政光氏、仲間昌信氏、安富朝広氏、落選した宇久田朝仁氏の9人。収支がありながら報告書へ記載していないなど事実と異なる内容があることも判明した。同選管は4日に提出を求め7人は応じたが、27日午前11時までに大城一之氏と安富氏は未提出となっている。大城氏は本紙の取材に「認識が甘かった。提出を急ぎたい」と釈明した。

 同選管によると、収支報告書の提出義務については立候補者説明会で周知を図ったという。記載内容について選管は事実を確認していない。担当者は「直後に国政選挙があり、未提出者に対する催促がおろそかになっていた」と説明している。2012年の町議選には21人が立候補した。